ツールの使い方

本サービスを使用すると、あなたの主張したいメッセージの説得力を高めることができます。
用意されている項目に回答していくだけで自然と説得力が向上するように設計されているため、ライティングやプレゼンテーションの初心者にとって安心です。
それだけでなく、記事の作成を外部のライターに依頼する場合でも依頼者は簡単に品質チェックができる上に、修正指示を具体的にだせるためトラブルになりにくいというメリットがあります。

本ツールで作成したノートはブログ記事や動画で使用する台本のひな形としてご活用いただけますが、読みやすさのためにブログの読者や動画の視聴者を含めて以下では”記事”および”読者”と表現します。

実際に試してみる

SAI-SHIKI REASONのセールスを題材として、実際に手を動かしながらツールに慣れていくことを目的とします。

事前情報の入力

  1. まず最初に○○からアカウントを作成してください。
  2. 「ノートの新規作成」をクリックします。

以上の操作を行うと以下のようなレイアウトが表示されます。

ノートのタイトルには「SAI-SHIKI Reasonのセールス」を入力してみましょう。
想定される読者は「説得力を向上させたい人」、「ライティングを外部に委託したい人」を設定しました。
+ボタンをクリックすることでフォームを増やすことができます。

同様に読者の疑問には「どうしたらコンテンツの説得力が向上できるか」、「どうしたらチームでの品質管理がしやすくなるか」を設定します。
また、なぜ筆者が執筆するのかについては「大学院の専門分野で研究開発を続けてきた専門家だから」を設定します。

以上が事前情報の入力となります。
ここから本題となる主張の設定を行っていきます。

主張の設定

セレクタが「新規作成」になっていることを確認します。
今回はサービスのセールスが目的となるため、主張として「SAI-SHIKI REASONを使うべき」を入力します。
「上記の主張を追加」のボタンをクリックします。

主張が記載された新しいフォームが作成されました。
青色のボタンをクリックして「学習コストが低減できる」、「品質を高く保てる」、「知的生産性が向上できる」を設定します。

次に、改めて主張の新規作成を確認します。

セレクタを選択すると、先程設定した根拠が表示されていることが確認できます。
「学習コストが低減できる」を選択して「上記の主張を追加」のボタンをクリックしてください。

新しくできたフォームのオレンジ色の「+」ボタンをクリックします。
連続したフォームが2つ追加されますので、上には「これまではライティングの書籍やブログなどを参考にして熟練するしかなかった」、下には「SAI-SHIKI Reasonを導入すると、手元の文章に対してアドバイスが提示されるため、改善の速度が高まる」を設定します。

ハンズオン形式でのご紹介は以上となります。

項目の解説

以下ではエディタ上に用意されている項目について順に紹介していきます。

想定される読者

どのような読者が対象となるか明確にすることで、記事に記載する内容がターゲットとなる読者に対して適切かを判断しやすくなります。

読者の疑問

上記で定めた「想定される読者」の疑問を明確にすることで、記事で提供する情報が適切かどうかを明確にすることができます。
執筆予定である記事の読者が少ないと見込まれる場合は、記事作成の優先度を見直すことが有効かもしれません。

なぜ筆者が執筆するのか

あなたが執筆した記事を読むべき理由を明記することで説得力を高められる場合があります。
例えば、会計分野であれば会計士といった関連する資格を保有していることをアピールできると強力です。
他にも経験年数や実績などを記載できると良いでしょう。
あなたの執筆した記事を読むべき理由ができるため読者の離脱を軽減できるだけでなく、記事内での説得力の向上に繋がります。

主張の新規作成

まず最初にセレクターでは新規作成を選択し、あなたが主張したいメッセージを入力し、主張を追加のボタンをクリックしてください。
上記の操作を行うと、あなたの主張をベースに様々な追加情報を入力する欄が出てきます(後述)。

すでに追加情報として、「その他の根拠」に入力がある場合、セレクターの中に自動で候補が出現します。
セレクターで選択した根拠をベースに追加情報を入力していくこともできるため、追加情報の入力を行うほどにあなたの主張するメッセージの説得力が向上します。

あなたの主張以外の考え方や手法

具体的な差分比較を行うことで、読者にとっては解釈が簡単になり、結果的に説得力が向上しやすくなります。
単純に違う考え方・違う手法があるということを示すだけでなく、それらに対してあなたが主張することがどれだけ有効的であるのかを伝える必要があります。
有効性の主張が難しい場合は、前提条件を絞ることも有効です。

例)○○歳以上の男性には有効、○○の計算機が使用できない現場で有効、等

その他の根拠

主張に対して、なぜなら〜と続く部分を記載します。
根拠に関しても主観的なものからデータに基づく客観的なものまで多様です。
主張の根拠も主観的な場合には、その根拠を主張とした上でより掘り下げて根拠を作成すると自然と説得力は高くなります。

根拠は客観的であるほどに説得力は高まりますが、コストや時間の関係上いつも満足に準備できるわけではありません。
大切なことは、記事の筆者がどこまで主張を固めるのかを認識し判断できるようになることです。